舳松人権歴史館
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来館時
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展示案内
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- 大人数でのご来館はご遠慮ください。
ご不便をおかけいたしますが、来館者のみなさまと職員の健康と安全を考えての対策です。何卒ご理解とご協力を賜わりますようよろしくお願い申し上げます。
施設概要
同和問題の啓発と学習を目的として、部落差別に関する歴史や実態をグラフィックや実物資料、再現模型などで紹介しています。
企画展
時のながれを未来につむぐ-地図や写真で見る舳松のいま・むかし-
2022年10月1日(土曜)~2023年5月14日(日曜)
現在、協和町と呼ばれているこの地域は、江戸時代は塩穴村と呼ばれていました。明治時代になると、舳松村字塩穴となり、1925(大正14)年に堺市と合併し、町名が1929(昭和4)年には耳原町、1957(昭和32)年には協和町となりました。
塩穴村は、江戸時代を通じて人口が増加し、それに伴って屋敷地を拡大していきました。それは江戸時代の絵図からもわかります。
明治以降も舳松の人口は増え続け、それに伴い、住宅が密集するようになり、不良住宅率(居住の用に供することが著しく不適当な住宅の割合)も上がっていきました。例えば、1960(昭和35)年の協和町の不良住宅率は81.1%と非常に厳しいものでした。このような現実があり、1960(昭和35)年5月、住宅地区改良法が制定されると、地域の人々の働きかけもあり、同年10月、協和町2丁~4丁が全国で初めての指定地区となりました。そして、1962(昭和37)年、協和町に最初の改良住宅(団地)が完成しました。
1969(昭和44)年、同和対策事業特別措置法が制定され、堺市では、1971(昭和46)年8月には「堺市同和対策長期基本計画」、1972(昭和47)年12月には、「堺市同和対策事業総合計画」がそれぞれ策定されました。そして、改良住宅(団地)が建設されることにより、住環境は大きく改善しました。
今回の企画展では、近代以降の舳松の移り変わりを写真や地図で紹介し、あわせてむかしのくらしやまちの様子を紹介します。また、企画展を通して差別のない社会を実現するためには、私たちはどのようにすればよいのかを考える機会となれば幸いです。
〒590-0822
堺区協和町2丁61-1
(人権ふれあいセンター内)
入館料
無料
開館時間
午前9時30分から午後6時30分まで
休館日
月曜日(祝休日は開館)・年末年始
最寄駅
阪堺線 御陵前
阪堺線 東湊
バス停
阪田三吉記念室
舳松出身の将棋名人・阪田三吉を映像『さんきい物語』や、ゆかりの品、記録写真などにより紹介し、業績を顕彰します。
「阪田三吉」の「吉」は機種依存文字の為、代用文字を使用しています。正しくは、吉の上辺は土です。
人権資料・図書室
同和問題をはじめ人権関係資料を中心に、小説や実用書などをそろえています。
- 市内各図書館の図書資料の予約・貸出・返却ができます。
開館時間
午前9時30分から午後6時30分まで
休館日
月曜日(祝休日は開館)・年末年始
館内整理日
☆お問い合わせ先
堺市立人権ふれあいセンター舳松人権歴史館
〒590-0822 堺市堺区協和町2丁61-1
電話番号 072-245-2536
F A X 072-245-2535